今後の課題としては、「より実践的な経験をさせてあげることはできないのか」という課題が挙げられます。
弊社の仕事は、「インテリアコーディネーターが現場の状況を確認しながらお客様のご要望をお伺いし、理解した上で最善のご提案をすること」が重要な仕事の1つであります。そのため、こうした仕事の様子を生徒さんたちに肌で感じさせてあげられると良いのですが、実際に生徒さんたちを現場へ連れて行くということは、安全の確保やお客様の了解といった面で難しところがあります。
現状としては、引き続き、自分のお家のお部屋を現場として想定しもらい、プランニングボードを作成しインテリアコーディネートの疑似体験をさせてあげることが精一杯かもしれませんが、例えば、弊社の近所で疑似体験をさせていただけるお住まいなどがないか、地域の方々へご理解とご協力を呼び掛けるなど、何か良い方を模索していく必要があると思います。
これからも弊社は経験を重ねると共に、学校教職員や学生さんとのコミュニケーションを取りながら、“より充実した職場体験”を目指し、授業内容の工夫・改善等にも力を入れ、取り組んで参ります。